動く作品「人形劇団」

こんにちは!きよすけです。

今回は久しぶりに動く作品を作ったので紹介したいと思います!

様々なところを移動しながら公演をする人形劇団をイメージした作品です!

土台にモーターを仕込み、ギヤやいろんな機構を組み込むことで人形を操っている様子や楽器を演奏している様子を表現してみました。

ではさっそく様々な角度から作品を紹介していきたいと思います!

小道具の紹介から。移動式の人形劇団ということで小道具もこだわって作ってみました。

少年はたくさんの劇中曲を演奏することをイメージしたのでトランペットや打楽器などいろいろ作ってみました。

その中でも演奏しているアコーディオンは本物の布のパーツ(レゴには布のパーツもあるんですよ!)を使ってリアルな動きを再現してみました。

裏には小道具をいれた引き出しが。目立たないところを作りこむことで作品にまとまりを出すことができるので意外とがんばって作っています!

(こんなところにピエロの人形が…!)

人形劇のセットは背景が本当の人形劇の絵画のようになるようになるべく平面を意識し、舞踏会がテーマだったので窓やカーテンを作って雰囲気を出しました。

人形はミニフィグをそのまま使いました。手と腰に糸をつけることでバランスを取りました。

次に機構の紹介をしていきたいと思います!

まずは人形を操っているおじいさんから。

おじいさんは「腕の上下」「手首のひねり」の2種類の機構を組み込んでいますが、外から見ても機構がわからないようにパーツでしっかり覆うことを頑張りました。

気になる腕の中はこんな感じです。胴体から手首に動力を伝えていますが、肘など曲がるところではギアで方向を変えるなど工夫しています。

違う方向への動力の伝達では「ユニバーサルジョイント」と呼ばれるパーツがよく使われますが、今回はあえてギアだけで組みました。ギアも組み方によってはこんなこともできるんですよ!

胴体の機構はこんな感じです。両側の黄色のビームパーツで腕の上下の動きを作り出しています。真ん中のグレーの少し短いビームパーツの部分で手首の動きを作っています(ちなみに首の動きもここと連動させています)。

地面から1本の回転軸が出ており、ギヤでいろんな方向に動力を分けることで複雑な動きを作り出しています。

少年の機構もおじいさんと同じように地面から1本の回転軸があり、そこから腕の動きを作っています。

ただ腕を開いたり閉じたりするだけでなく、黄色のパーツが回転することで棒を上下させ、それと連動させて肩が上下するように工夫しました。 少年の頭の動きはヒモで引っ張ることで作っています。

ヒモはスペースも取らずに大きな動きが作れるのでおススメですよ!

おじいさんよりも作りこめるスペースが小さかったので少年の機構を組むのは本当に本当に難しかったです…(おそらく一番苦労しました)。

以上、動く作品「人形劇団」の作品紹介でした!

動く作品は好きですが実は私は機構などに特別詳しいわけではありません。毎回たくさんの種類の機構を調べて作品に合うように自分で応用させています。

「機構に詳しくないからできない」はもったいないです!「こんな風に動いたらおもしろいかも!」というアイデアが一番大事です!

紹介した機構や小物を見て作品をより楽しんでもらえたらうれしいです!